口腔機能発達不全症
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- STEP 1初診カウンセリング
- 保護者の方からお子さまの生活習慣や症状について詳しくお伺いします。
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- STEP 2口唇閉鎖力の測定
- りっぷる君を使用して、唇の閉じる力を測定します。
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- STEP 3その他の機能評価
- 嚥下や咀嚼機能、舌の動きなども確認します。
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- STEP 4診断結果の説明
- 測定結果をわかりやすくご説明し、今後の治療方針を提案します。

口腔機能発達不全症は、主に小児期において、口腔の正常な機能が十分に発達していない状態を指します。
具体的には、口唇や舌の動き、嚥下(飲み込む動作)、咀嚼(噛む動作)などに問題が見られることが多く、これが放置されると、発音障害、歯並びの乱れ、さらには全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。
この症状の早期発見と治療は、お子さまの健全な成長を支えるうえで非常に重要です。
ゆう歯科クリニックでは、最新の技術と専門知識を活用して、口腔機能発達不全症に対する包括的なアプローチを提供しています。
主な症状
口唇閉鎖不全
唇を閉じる力が弱い。
舌突出癖
飲み込む際に舌が前方に出る癖。
嚥下障害
飲み込む動作に問題がある。
発音障害
正しい発音ができない。
食べこぼし
食事中に食べ物をうまく扱えない。
主な原因

口腔機能発達不全症の原因としては、不適切な哺乳びんや乳首の使用が挙げられます。
これに加え、長期間にわたる指しゃぶりやおしゃぶりの使用も口腔機能に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、口呼吸の習慣が身についている場合、舌や唇の筋力が十分に発達しないことがあります。
さらに、遺伝的要因や一部の病気も、この症状を引き起こす要因となることがあります。
これらの原因が複合的に作用し、結果的に口腔機能の発達不全が起こることがあります。
検査と診断

当院では、口腔機能発達不全症の検査と診断において、松風のりっぷる君を使用しています。
このツールは、小児の口唇閉鎖力を正確に測定し、その結果をもとに適切な指導や治療計画を立てることができます。
検査の流れ
トレーニングと指導
口腔機能発達不全症の治療では、機能改善を目指したトレーニングが重要です。
当院では、以下のようなアプローチを行っています。
唇のトレーニング
りっぷる君を使い、唇を閉じる力を強化します。
舌の筋力トレーニング
舌の動きを改善するエクササイズを提供します。
呼吸指導
鼻呼吸の習慣を身につけるためのトレーニングを行います。
食事指導
正しい噛み方や飲み込み方を指導し、食事中の機能改善を図ります。
必要に応じて、矯正治療や外科的アプローチを検討する場合もあります。
また、他の専門医と連携して、包括的な治療を提供します。
口腔機能発達不全症の検査や治療について気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ゆう歯科クリニックでは、お子さまがリラックスして治療を受けられる環境づくりを大切にしています。